Final Cut Pro 6 - 「ビューア」のキーフレームコントロール

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「ビューア」のキーフレームコントロール

モーションエフェクトのキーフレームには、いろいろな種類のコントロールを使用することがで

きます。モーションエフェクト、フィルタ、およびジェネレータクリップにはそれぞれ独自の設

定およびコントロールがありますが、キーフレームを使用するときは同じコントロールを使用し

ます。

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キーフレームボタン: クリックすると、キーフレームグラフ領域の現在の再生ヘッド位置に、

対応するパラメータのキーフレームが追加されます。

参考:キーフレームグラフ領域で再生ヘッドがキーフレーム上にある場合、その設定のキーフ

レームボタンは緑色のひし型になります。

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キーフレーム移動ボタン: キーフレームボタンの左隣および右隣をクリックし、再生ヘッドを

あるキーフレームから別のキーフレームに移動します。

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「リセット」ボタン: マークを付けたキーフレームをすべて削除して、パラメータをデフォル

ト値にリセットします。

キーフレームボタン

キーフレーム移動ボタン

リセットボタン

使われていない

クリップの
セクション

使われていない

クリップの
セクション

キーフレームグラフ領域

キーフレームグラフルーラ

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292

Part II

エフェクト

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キーフレームグラフ領域: 「ビューア」に現在表示されているパラメータに関連する、すべて

の値とキーフレームが表示されます。

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キーフレームグラフルーラ: クリップの継続時間、またはシーケンス内のクリップの位置に対

応します:

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「ブラウザ」からクリップを開いた場合: キーフレームグラフルーラには、クリップ自体の

継続時間が表示されます。

「ビューア」の再生ヘッドは、

「タイムライン」または「キャンバ

ス」の再生ヘッドとは関係なく動きます。

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「タイムライン」のシーケンスからクリップを開いた場合: キーフレームグラフルーラには、

「タイムライン」のクリップが組み込まれている部分が表示されます。

「ビューア」の再生

ヘッドは「タイムライン」と「キャンバス」の再生ヘッドにロックされます。

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現在使われているクリップのセクション: イン点とアウト点で指定された継続時間の外側に

ある「ビューア」内のクリップのフレームは薄く表示されているので、

キーフレームを追加す

る位置が分かります。

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再生ヘッドの位置フィールド:キーフレームグラフ領域の再生ヘッドの位置が表示されます。

新しいタイムコード値を入力して、再生ヘッドを別の位置に移動することができます。

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ズームコントロール: キーフレームグラフ領域にルーラで表示される継続時間をズームイン/

ズームアウトでき、操作に従ってキーフレームグラフのルーラが縮小/拡大します。この結果、

ズームインやズームアウトを行う間も、キーフレームグラフの可視領域は中心にとどまりま

す。詳細については、

300

ページの「

キーフレームグラフ領域にズームインする

」を参照して

ください。

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ズームスライダ: キーフレームグラフのルーラに表示された継続時間をズームイン、ズームア

ウトすることができます。ツマミをスライダのいずれかの側にドラッグして、両方のツマミを

調整します。キーフレームグラフ領域は可視領域の中心にとどまります。

Shift

キーを押した

ままいずれかのツマミをドラッグすると、キーフレームグラフがズームインまたはズームアウ

トされます。また、反対側にあるツマミがロックされ、ドラッグする方向に「タイムライン」

の可視領域が移動します。詳細については、

300

ページの「

キーフレームグラフ領域にズーム

インする

」を参照してください。

ズームコントロール

ズームスライダ

再生ヘッドの位置
フィールド

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15

キーフレーム設定されたエフェクトのパラメータを調整する

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IIIIIIII

Final

Cut

Pro