Final Cut Pro 6 - 「イメージコントロール」フィルタ

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「イメージコントロール」フィルタ

「イメージコントロール」フィルタを使って、クリップの黒、白、カラーのレベルを操作できま

す。これを使用すると、色や露光の問題があるクリップを訂正したり、そのほかの極端な色のエ

フェクトを作成したりできます。クリップの色を細かく制御する場合は、色補正フィルタを使用

してください。

フィルタ

結果

ブ ライ ト ネ スと コ ント ラ スト(ベ

ジェ)

クリップのブライトネスとコントラストを−

100

から

100

パーセントの間

で変化させて、イメージを暗 くしたり、明るくしたりし ます。クリップの
すべての色とルミナンス値に 同時に影響します。値を上げす ぎたり下げす

ぎたりすると、クリップが色あせたようになることがあります。

カラーバランス

クリップ内の赤、緑、および青の 量を個別に調整します。ク リップのハイ

ライト(明るい部分)、中間色調、またはシャドウ(暗い部分)のうちいず
れの領域のカラーバランスを 変更するかを選択します。白の バランスが悪

いビデオ素材を補正したり、カラ ーエフェクトを作成したり するときに使
います。

サチュレーション低下

クリップから指定した量だけ色を削除します。

サチュレーション低下を

100

パーセントに設定すると、クリップはグレイスケールのイメージになります。

ガンマ補正

クリップのガンマを指定した 量だけ変更します。クリップを 色あせさせる
ことなく、露光アンダーの素材 の詳細を引き出したり、露光 オーバーの素

材を暗くしたりするときに使います。

レベル

機能は「ガンマ補正」フィルタと 似ていますが、より大まか な制御になり

ます。クリップの特定のアルファ チャンネルまたはカラーチ ャンネルを指
定できます。

「入力レベル」スライダ、

「入力限度」スライダ、

「ガンマ数値」

スライダ、

「出力レベル」スライダ、

「出力限度」スライダを使用し、エフェ

クトを変更します。

プロセスアンプ

1

コンポジットビデオのプロセ スアンプで使用可能なコント ロールをシミュ
レートします。このフィルタはクリップの黒レベル、白レベル、サチュレー

ション、およ びヒュー を制御し ます。

「セ ットアッ プ」スライダ では、ク

リップの黒レベルを調整できます。

「ビデオレベル」スライダでは、白レベ

ルを調整できます。

「サチュレーション」スライダでクリップ内の色のレベ

ルを上げたり下げたりし、

「ヒュー」コントロールでヒューを調整します。

セピア

1

デフォルトで、クリップをセピアの色合いにします。

「適応量」スライダお

よび「ハイライト」スライダで、色合 いの許容量とブライト ネスを調整し

ます。

「色合い」コントロールを使用し、別の色を選択することもできます。

色乗せ

1

クリップを指定の色合いに します。このフィルタで調整 できるのは、色合

いの許容量のみです。

1

「シーケンスの設定」ウインドウの「ビデオ処理」タブで、シーケンスを高精度レンダリングに設定している場合は、

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ビット浮動小数点で動作します。

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Part II

エフェクト