Final Cut Pro 6 - 「キャンバス」内でイメージを操作する

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章「キャンバスの基本」を参照してください。

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イメージ+ワイヤフレーム: モーションエフェクトを「キャンバス」で直接調整する場合に、

このオプションを使用します。

Â

ワイヤフレーム: このオプションは、高解像度クリップの作業をしていて、イメージの更新

を待たずに多くの変更をすばやく行いたいときに便利です。また、

「ワイヤフレーム」オプ

ションはキーフレームを使って作成したモーションをすぐにプレビューしたいときにも便

利です(

287

ページの「

キーフレームを使ってモーションエフェクトをアニメーション化す

」で説明します)

Â

「RGB」および「アルファ」ビュー: 「

RGB

、「アルファ」

、または「アルファ+

RGB

」を有

効にして「キャンバス」にシーケンスを表示できます。合成を行うときにクリップのアル

ファチャンネルを調べると、クリップの透明領域を定義して、さまざまなフィルタが適用さ

れるときに変更することができます。これにより、フレームのどの領域が不透明または透明

であるかが分かるため、クリップが正しく設定されていることを確認できます。

Â

背景オプション: アルファチャンネルのあるクリップを操作している、または一連の小さな

クリップを背景に何も配置せずに合成している場合、別の背景を選択してどの領域が透明ま

たは背景の中にあるかをより簡単に見ることができます。たとえば、半透明なクリップや生

成されたテキストがある場合、これらを強調する「チェッカーボード

1

」や「チェッカーボー

2

」などの背景を選ぶと、鮮明な表示を得ることができます。

中心ハンドル

(数字はこの

クリップがトラック

V4

あることを示しています)

回転ハンドル

縮小/拡大/歪みハンドル

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276

Part II

エフェクト

「ツールパレット」の「選択ツール」、

「クロップツール」、

「歪みツール」を使うことによって、

「キャンバス」で直接クリップのハンドルをドラッグしてさまざまなエフェクトを作成すること

ができます。

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中心ハンドル:

「選択ツール」でクリップのワイヤフレームのハンドルをドラッグして、

「キャ

ンバス」の中でそのクリップの位置の再設定を行います(クリップの「モーション」タブにあ

る「中心」パラメータを変更します)

Â

回転ハンドル: これら

4

本のハンドルの内

1

本を「選択ツール」でドラッグして、

「キャンバス」

の中でそのクリップを回転させます(そのクリップの「モーション」タブにある「回転」パラ

メータを変更します)。

Â

縮小/拡大/歪みハンドル: クリップの

4

つのコーナーポイントの

1

つを「選択ツール」でド

ラッグして、その「縮小/拡大」の設定を変更します。これら

4

つのポイントの

1

つを「歪み

ツール」でドラッグして、そのポイントをほかのポイントと独立して移動します(クリップの

「モーション」タブの該当する「歪み」の設定を変更します)。

Â

クロップハンドル: クリップの

4

辺の

1

つを「クロップツール」でドラッグして、そのクリップ

をどの程度切り取るかを調整することもできます(そのクリップの「モーション」タブにある該

当する「クロップ」の設定を変更します)